11235 Fibonacci (フィボナッチ)
提案文 :
少しイレギュラーな手法ですが「11235」と書いて「フィボナッチ」と読ませます。
美的なレイアウトの基準として用いられる「黄金比」の基になる数列の始まりですが、当然ながら「11235」を「フィボナッチ」とは読みません。いわゆる「符丁・合言葉」のように、コミュニケーション展開の中で表記と意味を関係づけていくことで、ブランドのこだわり感を伝えます。
(「知っている人だけ分かる」という優越感の演出です。)
「123」という見慣れた数列の次に「4」ではなく「5」がくる違和感が、アテンションの役割を果たし、「黄金律」という種明かしをすることで「美」に関わる商品であることが強く印象付けられるでしょうし、「フィボナッチ」の名前を知らない人にとっても、その聞きなれない音はプラスに働くのではないかと考えています。
詳細は省きますが、発音的には母音配列や鼻音、促音便、無声音の並びが、都会性やファッション性に結びつく響きになっています。
ロゴタイプの制作にあたっても美しい数字フォントを組み合わせることで、品質感のあるデザインが可能になると考えています。
どうぞ宜しくお願い致します。
2023-09-04 16:32:48