この制作では、一般社団法人 痴漢抑止活動センターがクライアントとなり、アニメーション制作のための資金をクラウドファンディングで集めました。
一般社団法人 痴漢抑止活動センターは、松永 弥生さんが2016年1月に立ち上げました。痴漢抑止活動センターの目的は、教育を通じ誰もが安心安全な車内を実現し、性犯罪を許さない社会の実現に寄与することです。一般社団法人 痴漢抑止活動センターでは、2015年から毎年、痴漢抑止バッジデザインコンテストを開催しています。このコンテストでは、学生たちが利用することが多い痴漢抑止バッジのデザインを、同じ年代である学生たちのデザインに考えてもらっています。学生から募集したデザインの中から、毎年5点がデザイン賞を受賞して、毎年、受賞したデザインの痴漢抑止バッジとして販売されています。
クライアントの要望は、痴漢抑止バッジデザインコンテストに参加する学生たちに、痴漢についての正しい知識を得られるように、アニメーションを制作してほしいというものでした。また、制作資金をクラウドファンディングで集める予定なので、それにも協力してほしいとのことでした。
アニメーションの制作は、コンセプトの制作、アプローチの設定、グラフィック・デザイナーの選定、ナレーションの制作、絵コンテの制作、キャラクターの制作、背景のデザイン、アニメーション作り、音楽の選定、ナレーションの手配と収録という手順で進めていきました。全体で4分間ものアニメーションで、制作はとても大変なものになりました。また、デリケートな内容を描くので、制作のすべての段階で議論を行い、細心の注意を払いながら、制作を進めていきました。
完成したアニメーションは、痴漢抑止バッジデザインコンテストの特設サイトで見られるようになっています。また、新聞やWebニュースなどでも取り上げられて、高く評価されています。
モーショングラフィックスを制作しているクリエイターで、企画の立案からサポートしています。
はじめまして、ウゴモーションの小野です。
モーショングラフィックスという手法のアニメーション制作を得意としているクリエイターです。2014年に独立して、ウゴモーションという屋号で活動しています。
普段の仕事では、AdobeのPhotoshop、Illustrator、After Effects、Premiere Proを駆使しています。
ウゴモーションでは、アニメーション作りだけではなく、企画の立案、素材の準備なども手がけていて、企画から納品まで一貫して制作を任せることができます。また、他の優秀なクリエイターにグラフィックスを依頼するなどの共同制作も得意にしています。
過去の実績としては、とある金融機関の100周年動画、新しいブランドサイトで公開されるアニメーション、スマホアプリを紹介するアニメーション、クラウドファンディングにて資金を集めて制作した教育用のアニメーションなど、さまざまなタイプの動画やアニメーションを制作しています。
ウゴモーションのWebサイトもあります。
カタカナで「ウゴモーション」と検索すると、検索結果に出るので、見てみてください。