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ライティング事例「人間vsコンピュータ将棋の激闘史」

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kosumic3

■第1回将棋電王戦が開始
2012年1月。ニコニコ動画運営のドワンゴ主催で第1回将棋電王戦がスタートしました。
内容は当時の最強ソフトのボンクラーズと元名人の米長邦雄氏が平手(ハンデなし)で対局するというものでした。
元名人が将棋ソフトと戦うということで、この対局は大変な注目を集め、テレビのニュースでも取り上げられました。
既にボンクラーズの強さはトッププロレベルに達しており、戦前の予想では、いかに元名人といえども分が悪いと思われていました。
しかし勝負師米長には対コンピュータの秘策がありました。
2手目「△6二玉」
いきなり玉を攻め駒である飛車の方に近づけるという奇想天外な一着でした。
普通将棋では、攻め駒の主力である飛車の周囲は戦いが起こりやすく危険なので、一番大切な駒である王様は飛車とは反対方向に囲うのがセオリーです。
しかしその将棋の基本的なセオリーを無視してまで指したこの一手には、勝負師米長の壮大な狙いが秘められていました。
それは「入玉」です。
入玉とは王様が敵陣深くに潜り込んでいくことで、そうすることにより相手の攻め駒から攻められづらくなります。
何故ならば将棋の駒というのは基本的に前へ進むように出来ており、後ろ向きに攻めるのは苦手とするためです。
当時のコンピュータ将棋は圧倒的な読みの深さと速さを誇っていましたが、反面、入玉されると突然指し手が乱れるという明確な弱点も持ち合わせており、米長元名人はその一点にのみ勝機を賭けたのです。
そしてその狙いは半ば成功していました。
明確な攻め手が見えなくなり、途中でボンクラーズが意味不明な飛車の横移動を始めたのです。
しかしここで隙ありと見て、角を活用しに行った手が(戦略的に)敗着となり、一瞬のスキを突かれて攻守逆転。
こうなるともはや完全にコンピュータの土俵で、米長元名人はそのままなすすべもなく敗れることになりました。
そして、この将棋が米長元名人の絶局となりました・・・

(以下、長文により省略)

カテゴリー
その他
業種
ゲーム・アニメ・玩具
場所
静岡県
最終更新日

2019年9月1日

制作者

kosumic3
kosumic3 (kosumic3)

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【例】GoogleAI「AlphaGO」vs人間の対局レビュー動画

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