航空機用エンジン分野ですが、国のプロジェクトでの研究開発や海外メーカとの国際協業への参加立ち上げの経験があります。また、JAXAやNEDOなどの国立研究開発法人への提案や共同開発、大学との共同研究の立ち上げ、プロジェクト推進の経験があります。これらのプロセスにおいて、国や大学の研究者や他社技術者との人的交流、学会や講演発表の実績もあります。現在でも学協会との協議会や委員会にも参加しております。さらに、海外メーカとの共同開発や国のプロジェクトへの参画などで、事業目論見を策定した経験があります。その際、市場動向、採算性、生産性、コスト予測、需要動向、開発費負担、リソース検討などを実施しました。
また、所属企業の知財取りまとめ担当の他、特許出願/権利取得実績:16件(国際特許含む)の実績があります。所属企業の研修所における資格試験対策講座の講師、社員教育指導の経験(オンライン面談含む)もございます。
医療器具メーカ、重工メーカでの開発設計、技術開発、知財管理等の経験知見を活かした事業支援が可能です。
【経歴】
医療機器メーカで5年間、重工メーカの航空機用エンジン部門で34年間勤務し、一貫して機械設計分野で設計業務や技術開発業務を担当してきました。新しい技術分野での設計開発を経験すると同時に、様々なトラブルや事故も経験し、設計検討の重要性や絶え間ない技術開発の必要性を身をもって痛感しています。この間、国や地方の助成制度を活用したプロジェクト提案や事業の推進ノウハウを取得するとともに、各種の受賞、論文や講演、展示会での発表、特許取得など多くの業績を挙げることができました。これらの活動により会社の技術力向上や事業拡大に貢献することができたと考えています。
このような経験と知見を活かし、広く他の分野にも展開させていただき、今後の多方面での新たなイノベーションを起こし、社会が求めるソリューションを提供できるようなコンサルティングを推進することを目標としています。
【得意領域】
①最新技術動向とロードマップに基づく技術開発の方向付け
・Web、特許、文献、展示会等の多方面による情報収集と分析
・組織に適した技術ロードマップの取りまとめ
②国や地方の助成制度を活用した技術開発の構想と提案
・公募情報の収集と採択の可能性が高い提案書の作成
・産学官連携による技術開発の枠組みの構築と推進
③技術開発マネジメント
・技術開発の計画、審査、評価、進捗管理、ゲート管理と軌道修正
・工学的アプローチを活用した技術課題の見える化と解決策の提案
・知財管理
④新しいモノづくりの支援と改善提案
・モノづくりプロセスの課題抽出と改善提案
・新しい製造方法の構想と提案
⑤社会的課題を解決する独創的発想力
・社会のニーズと技術シーズの最適かつ広範囲のマッチング
・異業種や異分野の交流と融合による新しい技術の芽出し
⑥広報対応
・各種学会/委員会対応
・論文発表/展示会対応
【資格】
・技術士(航空・宇宙/機械/総合技術監理部門)
・APECエンジニア/IPEA国際エンジニア
【受賞】
第11回(平成13年度)日本ガスタービン学会 論文賞
「R&D and Simulated Altitude Testing of HYPR Combined Cycle Engine」
第15回(平成17年度)日本航空宇宙学会 技術賞
「次世代超音速輸送機用推進システムの騒音低減技術」