提案文 :
■紙データを電子データ(データベース)にするニーズがあるもの
法令に基づく「行政届出文書」にあると思います。
■背景
法令に基づく行政への届出、定期報告は紙ベースで広く行わています。
言い換えると、届出、定期報告をする企業側も、行政の要請に基づき紙媒体で実施しています。
具体的な届出、定期報告の名称例を挙げると、
・ばい煙発生施設設置届(大気汚染防止法)
・揮発性有機化合物排出施設設置(大気汚染防止法)
・特定施設設置届(水質汚濁防止法)
・特定施設設置届(騒音規制法)
・特定施設設置届(振動規制法)
・産業廃棄物交付等状況報告書(廃棄物処理法) 等々
上記に挙げたものはほんの一例であり、届出先の都道府県、市町村等によって若干の様式差異はありますが、記載事項は法令で決まっているので、自動でOCR~データベースへの反映は可能かと推測しています。上記に挙げた以外の法令で定める文書も同様と思います。
コロナ禍がキッカケで電子申請を認める(開始する)自治体もありますが、
実態としては従来の紙ベースでの申請もかなり多いと思います。
企業規模が大きくなるほど(特に製造業)、提出文書の数も膨大になります。特に効率性を求められる企業側においては、届出内容のデータベース化したい潜在的なニーズはかなりあると思います。
追記 : 2022年06月19日 00:13
追記:
・また、届出内容に変更が生じる場合、別途、「変更届」を行政に提出する事が法令で定められています。(提出しないない場合には法令で罰則、罰金を定めている場合がある)
・企業の法令遵守(コンプライアンス)が盛んに叫ばれる昨今、企業は対応漏れをするわけにはいきません。
・最新の届出内容を関係者が容易に把握するにはやはり、紙での保管ではなく、データベース化(過去の届出したもの&これから届出するもの)することは、ニーズがあると思います。
2022-06-18 23:53:01