自己紹介
靴業界に30年以上関わっているシューフィッターです。28×2で全体重を支えるために大事な事を伝えたい
靴業界に30年居るシューフィッターです。
大型店で7年勤務、店舗経営は25年になります。
店舗に来店していただきました、お客様とのやり取りの中で
日々色々なことを経験し勉強になり、それを次に生かして精進しております。
この業種では当たり前なことや逆にそういう考えがあったのかと思わされることもあります。
デザインやカラー、ブランドや流行物で靴選びをされるのも勿論結構なことです。
あとはそこに靴選びの知識と履き方も加えていただければと思います。
足が痛いので私に合う靴を見てほしいと来店していただいた、お客様の一例ですが
靴を見せていただくとそれなりの機能を要したスポーツメーカーのウォーキングシューズでした。
入店時に背格好で足のサイズに辺りを付けたところ一見サイズもあっているようでしたが、靴を見せていただきビックリ。
何と購入時に買ったときに替えの靴ひもがついていて、それを靴の中に入れたままでご使用されていました。
それを説明し、しっかりと靴の履き方と靴ひものパートごとの締め方をした結果
満足して帰って行かれました。
サイズやワイズがあっていないのかアーチやはたまたトップラインやアキレス腱への等々考えていましたが。実はとても単純でした的な事もあります。
中でも多いのは外反母趾、巻き爪があり楽な靴を選んでいるのにまだ痛みがあるので見てほしいと言うものです。
いつも履いている靴と靴下、2番目によく履く靴をお持ちくださいとお伝えしました。
お持ちいただいた靴を見るなりヤッパリかと思うことがほとんどで、その時も
同じでした。
幅広、柔らか、超軽い、ごく一般的な楽な靴の条件。
これで靴選びをされている方は結構多いと思います。
勿論その時の足の状態、年齢や筋力量にもよることは色々とあり全否定は出来ませんが、その選び方は結構危険です。
少し前に子供の靴ひもを締め直したらという企画で参加させていただきましたが、
その際も思うことはたくさんありました。
今は少子化で子供の足育に関心を持たれている方も多いようで少し明るいようです。
片足28個の両足で56個、全体重を支え続ける足にもっと関心を持っていただければ幸いです。
またかかりつけのお医者様がいる様に、かかりつけのシューフィッターがいると
健康寿命を延ばすお役にたてると思います。
まずは自分の足と靴に関心を持ってください。
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