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玄関の鍵はスマホ
■ プロジェクトの目的
セキュアにスマホを鍵の代用とする
■ 体制・人数
1人
■ 自分のポジション・役割
ディレクター兼エンジニア
■ 目的を達成する上での課題
技術的には特になし・既製品と仕組みの組合せで実現可能
問題はハードウェアと運用
・ドアの電気錠化への工事が必要
・停電時や故障時の対応(破錠には無くそうとしている物理鍵が必要)
・その物理鍵の管理サービス
おサイフケータイ(NFC)機能によるスマホを読取器にかざして
あらかじめ登録済みのPINが合致すると解錠する方式が主流であるが
面白くないので、近寄るだけで(BlueToothのiBeacon使用)解錠する仕組みを作ってみたが
スマホの電池持ちが極端に悪くなる。
スマホのBlueToothをON/OFFするのを忘れるし面倒くさい
かざす動作も不要でとても便利
常に電源が供給される環境であれば問題は無い。
シャッター付き車ガレージの自動開用途などが理想となるが
スマホである必要が無い・・・
自動車が固有のiBeaconを発信する時代到来を待つ
■ 成果
自社・自宅で試験運用中
BtoCは弊社の現体制では対応不可(手をだせない)
■ 確定版(2020/10/30 追記)
・汎用電気錠制御盤にBLE解錠ユニット(弊社設計製造品)を接続する
・出入口の傍に解錠用ボタンまたはセンサを設置してBLE解錠ユニットに接続する
・スマホとBLE解錠ユニットは任意8桁のPASSKEYでペアリングする
【解錠】
ペアリングされたスマホとBLE 接続中(BLE電波が届く範囲)であって
解錠用ボタン押下またはセンサがONとなった時
【施錠】
ペアリングされたスマホとBLE 未接続時(BLE電波が届かない)となった時
ドアが閉じた時(オートロック)
ドアが閉じた状態で解錠が一定時間経過した時
【特徴】
・スマホ側に専用アプリ不要(専用アプリの開発不要)
・スマホ側操作は最初のペアリング操作のみ
【故障時・長期停電時】
・街の鍵屋様による破鍵
・物理鍵でも施解錠可能