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美容院が主体の法人で新事業立ち上げクリエイティブディレクターに
■ プロジェクトの目的
自社で専属のクリエイティブディレクターを置くことで、今まで外注制作に頼っていたことを内部化し広告費やシステム制作費を削減する。また、美容院を母体とする会社なので、成人式や結婚式のヘアメイク、着付け、さらに撮影やアルバム制作などセットメニューの拡張を行う。美容院や飲食店がお客様の窓口となり、他店舗様を顧客にしたデザイン制作や撮影の業務請け負いを行う。
■ 体制・人数
15人
■ 自分のポジション・役割
社内広報物・PR写真の制作。LINE予約システムやモバイルオーダーシステムなどの制作管理。他店舗様に向けたデザイン・フォトサービスの運用。店舗レジとウェブサイトを連動したECサイト作り。飲食店用メニュー開発。レンタルスペースを使ってのイベント企画・運営。グーグルマイビジネスでのMEO対策やアドワーズを使っての広告掲載など。
■ 目的を達成する上での課題
社内で実際に作業出来るのが私ひとりしかいない。美容院主体の会社なので、機材やソフトの面で1から設備を揃えて行かなければならなかった。パソコンの使い方さえ儘ならない状況である。
■ 課題に対して取り組んでいること
iPhoneやipad、パソコンの違いから、基本的なパソコンの使い方、カメラの扱い方など、私たちクリエイターから見れば当たり前かのように思っていた知識や方法を、素人にわかりやすく伝えていくことに注力している。実制作に取り掛かる以前の、事務的な作業や反復作業などをこなしてもらうことで機材やソフトに慣れてもらうことから始めている。また「LINE予約に関しては〜に」「撮影に関しては〜に」「デザインに関しては〜に」といった〜の部分から私の名前が少しずつ無くなっていくように、スタッフを育てていくことを心掛けている。
■ ビジネス上の成果
バナナジュース専門店開店当月の売上約80万円
本店移転後の開店当月の売上約500万円
外注費削減300万円 -
飲食店の予約サイトの最大手でサイト掲載用の写真撮影フォトグラファー
■ プロジェクトの目的
予約サイトに掲載される店舗や提供メニューをより良いイメージとしてお客様に届け、食べてみたい、行ってみたいと思わせられるな写真の提供が目的。
■ 体制・人数
15人
■ 自分のポジション・役割
フォトグラファー
■ 目的を達成する上での課題
予約を取りたい、来店してもらいたいという店舗様のご要望があるので、ただ綺麗な写真を撮るのではなく、店舗様のご要望を真摯に受け止め、来店につながる様なシズル感を持った写真にすることが課題。
■ 課題に対して取り組んだこと
まず一番大切なのが下準備である。店舗様のお店の情報を前もって調べておくのはもちろん、掲載している写真やお店の雰囲気から、好まれるであろう写真の提案や、シズル感を出せる技法を提案できる様に対策をねっておく。次に店舗様とのコミニケーションである。いい写真、映える写真、綺麗に見える角度やライティングと言うのはある程度決まっているので、お客様が何を写真で伝えたいのか、と言う部分のヒアリングに時間をかけて、撮ってみてまたヒアリングして、と言うのを時間が許す限り行い、店舗様のイメージしているものと実際の仕上がり写真をできるだけ納得のいく物に仕上げていく。
■ ビジネス上の成果
写真の掲載率90%以上(お客様が納得されていない写真に関しては掲載されない)
リピート率70%以上
個人カメラマンとして契約5店舗様 -
古都京都で西陣織を使った最高級古結婚式アルバムを作る
■ プロジェクトの目的
多様化する消費者のニーズに対応できる様な結婚式アルバムの受注・制作体制を作る
■ 体制・人数
6人
■ 自分のポジション・役割
結婚式アルバム制作技師、レイアウトデザイナー、レタッチャー、製本担当、店舗デザイン、LINEシステム開発、ホームページコンテンツ制作など
■ 目的を達成する上での課題
近年ブライダル業界の流れとして、考え方が多様化され結婚式を挙げずに婚姻届だけ、前撮りのみ、親族のみでの挙式披露宴など、マーケットの縮小が懸念され続けています。それに伴い結婚式の撮影スタジオやアルバム制作会社は、式場やプランニング会社を顧客とする販売路線以外のマーケットの拡大が必要でした。
■ 課題に対して取り組んだこと
アルバムレイアウトやアルバム制作の際の作業を一定のテンプレートにすることで、ヒューマンエラーの激減、クレームでの再制作などの余分なコスト抑制に繋がった。
また、BtoCの販路拡大のため、自社SNSの強化やホームページ作成、LINE注文システムの開発を行い、多様化するニーズへの対応を可能とした。
また、
■ ビジネス上の成果
直接消費者からの新規注文(前年比500%) -
クリエイティブ集団SANDWICH制作スタジオにて学生プロジェクトサブリーダー
■ プロジェクトの目的
代表・名和晃平の作品制作から美術館やパブリックスペースへの搬入搬出が目的
■ 体制・人数
10人
■ 自分のポジション・役割
学生プロジェクトサブリーダーとしてプロジェクトリーダーの補佐、制作スケジュールの管理、実制作、アーカイブ担当。代表の名和晃平作品の東京都現代美術館での搬入から、コムデギャルソンのコレクション用ヘッドピースの作成、ドーバーストリート銀座での作品設置まで関わる。プロジェクト終了以降、アルバイトスタッフとしてビーズ作品の制作や試作品作りに携わる。
■ 目的を達成する上での課題
第一線で活躍するアーティストの作品制作に、学生が関わるという非常にリスクの高いプロジェクトを、世界に発信できる作品に仕上げられるよう、作品の完成度やチーム自体の完成度を高めることが最重要課題であった。
■ 課題に対して取り組んだこと
制作や搬入といった経験を積んでこなかった学生スタッフばかりだったので、作品のクオリティ管理、素材の扱い方、日々トライアンドエラーの繰り返しで蓄積されていった情報の共有という部分を徹底して行った。
■ ビジネス上の成果
東京都現代美術館での来場者数5万7000人