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応用情報技術者試験
応用情報技術者試験の合格に必要な能力は以下の通りです。
・経営戦略・IT戦略の策定に際して、経営者の方針を理解し、経営を取り巻く外部環境を正確に捉え、動向や事例を収集できる。
・経営戦略・IT戦略の評価に際して、定められたモニタリング指標に基づき、差異分析などを行える。
・システム又はサービスの提案活動に際して、提案討議に参加し、提案書の一部を作成できる。
・システムの企画・要件定義、アーキテクチャの設計において、システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査が行える。
・運用管理チーム、オペレーションチーム、サービスデスクチームなどのメンバーとして、担当分野におけるサービス提供と安定稼働の確保が行える。
・プロジェクトメンバーとして、プロジェクトマネージャ(リーダー)の下でスコープ、予算、工程、品質などの管理ができる。
・情報システム、ネットワーク、データベース、組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において、上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決できる。 -
統計検定2級
統計検定2級を取得していることで、
(1)現状についての問題の発見、その解決のためのデータの収集をする力
(2)仮説の構築と検証を行える統計力
(3)新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力
を有していることの証明となります。
具体的な試験内容としては、
1変数データ(中心傾向の指標、散らばりの指標、中心と散らばりの活用、時系列データの処理)
2変数以上のデータ(散布図と相関、カテゴリカルデータの解析、単回帰と予測)
推測のためのデータ収集法(観察研究と実験研究、各種の標本調査法、フィッシャーの3原則)
確率(統計的推測の基礎となる確率、ベイズの定理)
確率分布(各種の確率分布とその平均・分散)
標本分布(標本平均・標本比率の分布、二項分布の正規近似、t分布・カイ二乗分布、F分布)
推定(推定量の一致性・不偏性、区間推定、母平均・母比率・母分散の区間推定)
仮説検定(p値、2種類の過誤、母平均・母比率・母分散の検定[1標本、2標本])
カイ二乗検定(適合度検定、独立性の検定)
線形モデル(回帰分析、実験計画)
などがあります。