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会社の組織風土向上プロジェクト
・人材育成(研修、社内検定の企画)、組織風土向上(イベントや職場ヒアリングの実施、働き
がい調査の経営層への報告)
【ポイント】
・従業員働きがい調査を分析し、結果を経営層へプレゼンテーションします。工場に勤める
4500 人のうち、3800 人から調査の回答を得ました。従業員の満足度がアンケートのどの項目
と相関が高いか、回帰分析を行いました。すると、適度な業務負荷や有給休暇の取りやすさが高
い相関があることが分かりました。職場ごとの満足度と有給取得日数の関係をグラフにまとめ、
経営層に業務負荷の見直しを提案しました。また、そのために業務の多能工化を行い、一人で複
数の業務をこなせるように教育を行うことで、負荷を分散させる提案を行いました。その結果、
業務の多能工化が翌年の経営方針となり、全ての部署にて取り組むことが決定しました。私は経
営層へ提案することができます。
・社内で必要な研修を自ら企画し、実行します。会社として組織風土向上の取り組みを強化する
方針が示されました。私は組織風土向上の研修を立ち上げるべく、外部の専門講師と何度も打ち
合わせを行い、すり合わせをした上で「職場イキイキプロジェクト」と銘打った研修を開催しま
した。当日は 70 名が参加するなど盛況で、職場の上司と部下でセットで参加された方も多く、
アンケート結果も好評で、成果を上げることができました。私はアイデアを提案、企画し実行す
ることができます。
・組織風土向上のイベントとして社員旅行のメロン狩りバスツアーを企画しました。工場が立地
する茨城県の魅力に触れることをテーマにし、メロン狩り農園を含む茨城の様々な観光地を下見
し、ツアーの内容を決めました。私は 6 人チームのリーダーとして全体をまとめました。当日は
分刻みの細かなスタッフ用スケジュールを作成し、役割分担を行い、抜かりのないようにしまし
た。各職場から 45 人が参加し、茨城の魅力に触れながらコミュニケーションを深めていただき
、大変良い機会になりました。
・私はデジタルやプログラミングに強く、社内で RPA による業務改善に取り組んでいます。研
修の受講者や講師の名簿など四半期に 1 回、1000 人の最新の所属をデータベースで検索する作
業がありました。私はこの作業を RPA で自動化し、ロボットが名簿を最新にするプログラムを
作り、年間で 50 時間の改善に成功しました。人材育成、人事、組織風土向上
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精密機器業界で需要予測とSCM業務
・世界各国のお客様のオフィス等に設置されている複合機が故障した際に交換するサービスパー
ツの製販調整。サプライチェーンのコントロール。
【ポイント】
・サービスパーツを生産しているグループ会社と月に 1 回の製販会議を行い、生産が遅延してい
るパーツの追いかけを小まめに行うことで、販売会社のバックオーダー(欠品)を最小限にして
います。1 年間でバックオーダーを 60%削減することができました。
・バックオーダーを抱えてしまうと生産会社から販売会社へエアー(空輸)で運ばないといけな
くなり、オーシャン(船)で運ぶよりコストが増えてしまいます。私は世界の販売会社のオーダ
ーのデータを分析し、需要予測の精度を向上させることで不要なエアー出荷を抑え、コスト削減
に貢献しました。
・サービスパーツの需要予測を行うシステムに新しいロジックを盛り込む提案を行いました。需
要が伸びているパーツに対してアラートが出るようにするため、移動平均のデータ等を活用して
ロジックを組み込みました。その結果として、製販担当者がバックオーダーを抱える前に事前に
発注を行うことができるようになりました。
需要予測、マーケティング、リサーチ、データ分析、SCM